『ちがいます』   ONアベックホームラン ベスト  
2006年2月26日 日曜日  ザ・スズナリ

  

    大堀こういち、温水洋一。今まで、映画・TV・舞台で共演し良く知っている両君のライブ第三弾です。
シュールでバカでウスーイファンタジーと謳っていますが、十分に楽しんだ2時間でした。冒頭、野球のピッチャー
温水、バッター大堀として現れた御二人。何と肩に水の入ったペットボトルを乗っけた温水君、自分が今何をやって
いる人なのか、目の前で棒(バット)を持った大堀君にどう対処したらいいのか全くわからない人として登場します。
大堀君も温水君が挙動不審なので、これまたどうしていいの かわからず激しく動揺します。二人のその様が何とも
おかしく楽しくてツカミはOKです。あとは、一気呵成に、二人の笑いのツボに観客がはまり込んでいってしまうと
いう按配。ファミリーレストランで気がついたら、客(温水君)の前にすわっていたのが金成日(大堀君)だったとい
うネタは傑作でした。客はあまりの緊張に、金成日にとんでもないことを言ったりやったりしてしまう。
しかし、いつしか仲良くなって客は自分のアパートに金成日を連れてきてしまい、やがて金成日がスーパーに買い
物にいったり、食事を作ってくれるようにもなり、最後には家出をしてしまうという内容には笑ってしまいました。
このユニットで特徴的なのは、二人ともボケ的な芸風だということです。したがって彼らのステージは異なった個
性のボケどうしが、ぶつかり合いながら、その衝突のエネルギーを推進力として芝居が進行していくとでもいいま
しょうか。モチロン、『男子は黙ってなさいよ』の細川氏(当HPで紹介済み)の演出の巧みさも、このライブの
オモシロサに十分寄与しております。
     


   

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